音響・防音をとことん追求。こだわりの音楽空間!
感性を刺激する魅力的な空間。 音楽を愛するすべての人へ。
音楽をするための防音マンション!気にせず楽器演奏のできる演奏家のための賃貸マンション !アーデン.ステューディオ!

音楽空間♪『アーデン.ステューディオ』へようこそ!

トランペット奮闘記

「5年後には演奏会を!」と日々?トランペットの練習に励む音楽初心者の奮闘記。
小さなときから楽器のレッスンを受けたこともなく、小学校や中学の授業が唯一楽器と触れ合う機会だった筆者が、ひょんなことから習い始めたトランペット。悪戦苦闘の日々を紹介します。 きっと読んだ方も楽器を始めたくなりますよ。  
→第1回〜第10回のページへ
第11回 『バジング練習』
アンブシュアの練習ばかりをしていて、いざバジング練習をと思いきや、これが難しい。口に力が入りすぎて、息が出ない。顔は湯でダコのように紅潮。やっと息が出せたと思ったら、予想外のところから出てしまう。アパチュアって口の真中だったよな。全然ちがう。アパチュアの位置が、右になったり左になったり定まらない。

張りのない鈍い音しか出てこない。もっと高くてピンとした音が出ないものだろうか。10回に1度ぐらいはマシな音かな。アンブシュアの形が、その都度変わるのが原因と分かっているのだが・・・。ほんとに難しい。やっとの思いでマシな音が出た時は、頑張って長く続けようとするのだが、持久力不足と息が苦しくなってすぐダウン。

アパチュアの位置が定まらないというのは、想像以上に不安な気持ちだ。変な例えだが、自動車を運転する時に、ギアが先進かバックのどちらに入っているか分からないで、アクセルを踏むのと同じくらい不安だ。こんな風に思った人はいないのかな?

不安解消には練習しかないという思い、暇を見つけてはバジングをしていたので、無意識にバジングしていたら、「何してるの?」って言われた。やばい!ばれたか?実は、トランペットを習っているのは家族にも内緒。どうして?理由は簡単。1曲演奏できるようになったら、皆に聞かせて驚かそうと思っていたのだ。
→第1回〜第10回のページへ